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ハクビシンを自分で捕まえてはいけない理由|鳥獣保護管理法と山口県での相談先

ハクビシンの参考イメージ

天井裏に住み着いていても、ハクビシンを勝手に捕まえることは原則としてできません。

わなを買う前に、知っておいてほしい話です。「自分の家なのに」と思うのは当然ですが、ハクビシンは鳥獣保護管理法で守られている野生動物です。法律の要点と、法律以外に自分で捕まえると困る理由、山口県での相談先をまとめます。

わなを置く前に確認してください

箱わなはネット通販でも買えますが、買えることと使ってよいことは別です。手で捕まえようとするのも危険です。出入りを見かけた段階では、触らず、塞がず、まず相談してください。

捕まえる前に、一度ご相談ください。
見かけた場所、足音の時間帯、写真の有無を教えてください。動物の種類が分からなくても大丈夫です。

ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象

鳥獣保護管理法は、鳥類と哺乳類の野生動物を対象にした法律です。第8条で、捕獲等は原則として禁止されています。ここでいう「捕獲等」には、捕まえることだけでなく、殺したり傷つけたりすることも含まれます。

捕獲するには、第9条にもとづく許可が必要です。被害を防ぐ目的でも、手続きを飛ばせるわけではありません。天井裏に入ったから、庭を荒らされたから、という事情があっても同じです。

ネズミとは扱いが違う

家の中の害獣として同じように考えがちですが、ドブネズミ・クマネズミ・ハツカネズミの家ネズミ3種は、この法律の対象外です。市販の捕獲器を気軽に使えるのはそのためで、ハクビシンは同じようにはいきません。

狩猟鳥獣だから自由に捕れる、ではない

ハクビシンは環境省が定める狩猟鳥獣の一つです。ただし狩猟には、狩猟免許と狩猟者登録が必要で、猟ができる期間と区域も決まっています。とらばさみは狩猟での使用が禁止されています。「狩猟鳥獣だから誰でも捕ってよい」という意味ではありません。

やってはいけないこと

違反するとどうなるか

鳥獣保護管理法の第83条には、違反の内容に応じて、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が定められています。猟期や区域の外で許可なく狩猟鳥獣を捕獲した場合や、登録を受けずに狩猟をした場合などが対象です。

個別のケースがどう判断されるかは、ここでは言い切れません。迷ったら、動く前に市町か県に確認してください。

例外はあるが、頼らないほうがよい

法律には例外もあります。第11条では、垣や柵などで囲まれた住宅の敷地内で、銃を使わずに狩猟鳥獣を捕獲する場合、狩猟期間内で狩猟可能な区域であれば、許可を受けなくてよいとされています。

ただ、これを当てにしてわなを置くのはおすすめしません。敷地が囲まれていると言えるか、その場所が狩猟可能な区域か、今が猟期か。全部を自分で判断する必要があります。時期を外すと、許可が必要な話に戻ります。なお、住宅の被害を防ぐ目的なら、狩猟免許がなくても許可を受けて箱わなで捕獲できる扱いがあります。運用は自治体の案内で確認してください。

自己判断はせず、市町の担当課に聞いてください。

捕獲が本当に必要かどうかも含めて、ご相談ください。
現地調査・お見積もりは無料です。音の場所や出入りの様子が分かる範囲で教えてください。

法律のほかに、自分で捕まえると困る理由

噛まれる、引っかかれる

わなにかかった野生動物は暴れます。近づいて噛まれれば、ケガだけでは済まないかもしれません。人獣共通感染症や寄生虫の心配もあります。自治体のマニュアルも、むやみに近づかないよう注意しています。

捕まえた後が大変

仕掛ける前に、かかった後の扱いまで考えてください。捕まえた場所に放置することは第18条で禁じられています。どう処分するか、市町が引き取るのか。事前に決めておかないと、わなの前で立ち尽くすことになります。

別の動物がかかる

果物の匂いにつられて、近所の猫やタヌキが入るおそれがあります。許可の対象外の動物がかかれば、放すところから対応が必要です。

子どもが残る

ハクビシンは年間を通して繁殖し、1回に1〜4頭を産み、3か月ほど子育てをします。親だけ捕まえると、残った子が天井裏で弱って死に、臭いや虫の原因になりかねません。

1頭減らしても終わらない

ハクビシンには縄張りがなく、寝場所を複数持ち、同じ場所を複数頭で使えるとされています。1頭捕まえても、侵入口が開いていれば別の個体が入ります。家を守るという意味では、捕獲より封鎖のほうが先です。

捕まえずに家を守るやり方

住宅の被害なら、多くの場合に考えるのは追い出しと封鎖です。

  1. 動物の種類と出入り口を確かめる足跡、糞、シミ、雨どいや電線からの経路を見ます。
  2. 追い出す中に動物がいないことを確認します。先に塞ぐと閉じ込めになります。
  3. 侵入口を塞ぐ8cm四方の穴を通れるとされるので、下から小さく見える隙間も塞ぎます。
  4. 清掃・消毒現地確認とお見積もりで合意した範囲で作業します。

光や超音波で追い払う商品は手軽に見えますが、栃木県のマニュアルでは、最近の試験研究で忌避効果がないとされています。糞の片付け方はハクビシンのため糞の危険と掃除の手順で説明しています。

山口県での相談先

捕獲の相談は、まずお住まいの市町の担当課です。山口市の鳥獣被害防止計画ではハクビシンが対象鳥獣に入っており、担当は農業振興課です。防府市の有害鳥獣捕獲実施要領にも、市長による捕獲許可の定めがあります。

下関、宇部、周南、岩国、萩などにお住まいなら、窓口の名前は市町ごとに確かめてください。代表番号に電話して「ハクビシンの捕獲許可について聞きたい」と言えば案内してもらえます。農作物の被害か家の被害かも伝えると話が早いです。わなの貸し出しの有無も市町次第です。借家やアパートなら、最初に大家さんか管理会社へ連絡してください。

業者に頼むときに確認したいこと

当社の作業は山口県のハクビシン駆除・侵入口封鎖にまとめています。現地調査・お見積もりは無料で、作業内容に応じて最長10年の補償が付きます。

よくある質問

捕まえる前に、まず電話一本ください

わなを買う前の相談で構いません。捕獲が必要か、追い出しと封鎖で足りるかを一緒に整理します。LINE、電話、下のメールフォームのどれからでもご連絡ください。

24時間相談受付。現地調査・お見積もりは無料です。お問い合わせページはこちら。

メールでハクビシン駆除を相談する

LINEが難しい場合は、下のフォームから担当者へメールで送信できます。市町名・症状・被害状況・返信先メールアドレスをご入力ください。お名前や詳しい場所は任意です。

送信内容は問い合わせ対応のため担当者が確認します。写真を送る場合は公式LINEをご利用ください。

参考(2026年11月5日確認):e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」 / 環境省「狩猟鳥獣」 / 環境省 わなの使用に関する資料 / 町田市「アライグマ・ハクビシンを捕獲するには?」 / 栃木県「ハクビシン対策マニュアル」 / 埼玉県「ハクビシンの生態解明と被害対策技術の開発」 / 農林水産省 鳥獣被害対策研修資料(農研機構) / 山口市 鳥獣被害防止計画 / 防府市 有害鳥獣捕獲実施要領