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家庭菜園・果樹のハクビシン食害対策|山口県

ハクビシンの参考イメージ

熟れるのを待っていたスイカやブドウが、朝見たら食べられていた。夜の間にやられるなら、ハクビシンかもしれません。

対策の順番は、まず餌を残さない、次に寝場所を減らす、それから囲う、です。家庭菜園と庭木の規模でできることに絞って、山口県の庭でも試しやすい形で説明します。

わなで捕まえる前に

ハクビシンの捕獲には原則として許可が必要です。菜園の被害でも同じです。電気柵を使うときは、家庭用コンセントから直接つなぐような自作は絶対にしないでください。

庭に来る動物が家にも入っていないか、確認できます。
食べ跡の写真と、山口県内の市町名を送ってください。天井の音や糞の有無も分かれば教えてください。

まず、犯人を確かめる

ハクビシンは雑食ですが、特に甘いものを好みます。糖度の高い果菜類や果樹が狙われます。イチゴ、ブドウ、カキ、スイカなどです。夜行性なので、朝になって気づきます。

スイカなら、食べ跡でおおよその見当がつきます。

足跡がきれいに残ることはまれです。確かめたいなら、夜に動くセンサーカメラが役に立ちます。動物によって効く対策が違うので、ここを飛ばさないでください。

ハクビシンの動きを知っておく

柵やネットを選ぶ前に、相手の能力を押さえておきます。農研機構などの資料では、次のように報告されています。

  • 8cm四方、6×12cmの横長、直径10cmの穴を通り抜ける
  • 直管パイプや細いポールも登る
  • 幅9〜17cmの隙間を容易に登る
  • 細いワイヤーやたるんだロープの上も歩く

ブドウ棚の針金や、枝を固定する針金も通り道になります。電線を伝って移動もします。「高いところにあるから大丈夫」は通用しません。

最初にやること:餌を残さない

お金をかける前に、これをやってください。手間はかかりますが、費用はほとんどかかりません。栃木県のマニュアルでも、環境管理が対策の第一歩とされています。

山口県でも、庭に柑橘やカキの木がある家は珍しくありません。萩の夏みかんや周防大島のみかんのように、土地に根付いた木もあります。食べきれずに木に残った実は、人にとってはもったいないだけでも、動物にとっては貴重な餌です。使わなくなった果樹は、切ることも考えてください。

行動の調査では、冬は畑の餌が減り、集落の生ごみなどに頼るようになると報告されています。収穫が終わった後も気を抜かないでください。

次にやること:寝場所を減らす

埼玉県の研究では、被害と寝場所には密接な関係があり、寝場所を撤去した地域で被害が大きく減ったと報告されています。餌場の近くに寝場所があるほど、通いやすいからです。

見直したいのは、物置、納屋、使っていない車庫、空き家です。隙間を塞ぎ、戸を閉めてください。屋根まで伸びた枝も切ります。枝は屋根に上がる足場にもなります。

ハクビシンは住宅の天井裏もねぐらにします。夜の足音、天井のシミ、同じ場所にたまった糞があれば、菜園より先に家を見てください。糞についてはハクビシンのため糞の危険と掃除の手順をご覧ください。

菜園の被害と一緒に、家の中の気配も相談できます。
夜の足音、天井のシミ、糞がある場合はお知らせください。現地調査・お見積もりは無料です。

菜園を囲う

ネットで囲う

目安は、目合い3cm以下で、線径2mm以上か金属を編み込んだものです。噛み切られにくいものを選びます。ワイヤーメッシュは目合い7.5cm以下にしてください。イノシシ・シカ用の柵は目が粗く、中型獣には効きません。

作るときの要点は3つです。

電気柵を使う

埼玉県が開発した「白落くん」「楽落くんライト」は、防風ネットや直管パイプと電気柵を組み合わせた中型獣向けの柵です。栃木県のマニュアルでも紹介されています。部材や組み方は公開されているので、作る前に確認してください。

電気柵は使い方を間違えると、人の命に関わります。

通電していない線を張りっぱなしにすると、動物は安全だと覚えてしまいます。

果樹を守る

1本の果樹を守るのは、実は菜園より難しい作業です。幹に有刺鉄線を巻く方法を挙げる自治体もありますが、有刺鉄線を巻いた木を登るアライグマの例も報告されていて、これだけで止まるとは考えないでください。

効果を当てにしにくいもの

光や超音波で追い払う商品は手軽ですが、栃木県のマニュアルでは、最近の試験研究で忌避効果がないとされています。動物は慣れて、学習します。置くだけのものに頼るより、餌と寝場所を減らすほうが確実です。

捕まえて解決、とはいきません

ハクビシンは鳥獣保護管理法の対象です。菜園の被害でも、捕獲には原則として許可が必要です。詳しくはハクビシンを自分で捕まえてはいけない理由にまとめました。

山口市の鳥獣被害防止計画でもハクビシンは対象鳥獣に入っています。令和6年度の農作物被害は発生していないものの、今後の動向に注意が必要とされています。庭や畑の被害が続くなら、下関、宇部、周南、岩国など、お住まいの市町の農林担当の窓口にも伝えてください。支援や貸し出しの制度は市町によって違います。

当社に相談できること

当社は家屋の害獣対策が本業です。庭に来ている動物が家に入っていないか、侵入口はどこかを確認します。菜園の柵そのものの施工は、内容によって対応が変わるので、相談のときにお尋ねください。作業は山口県のハクビシン駆除・侵入口封鎖のページをご覧ください。作業内容に応じて最長10年の補償も付きます。

よくある質問

庭の被害が続くなら、家も一度見ておきませんか

食べ跡の写真と市町名だけで相談できます。夜の足音や天井のシミがあれば一緒に教えてください。LINE、電話、下のメールフォームのどれからでもご連絡ください。

24時間相談受付。現地調査・お見積もりは無料です。お問い合わせページはこちら。

メールでハクビシン駆除を相談する

LINEが難しい場合は、下のフォームから担当者へメールで送信できます。市町名・症状・被害状況・返信先メールアドレスをご入力ください。お名前や詳しい場所は任意です。

送信内容は問い合わせ対応のため担当者が確認します。写真を送る場合は公式LINEをご利用ください。

参考(2026年11月5日確認):栃木県「ハクビシン対策マニュアル」 / 城里町 広報しろさと(農作物被害対策) / 農林水産省 鳥獣被害対策研修資料(農研機構) / 農研機構「ハクビシンは綱渡りが得意」 / 埼玉県「ハクビシンの生態解明と被害対策技術の開発」 / 平塚市 鳥獣被害対策資料 / 山口市 鳥獣被害防止計画